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学生時代のあなたのキャラが人生を決める!?~橘玲「人生は攻略できる」感想~

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学生時代のあなたのキャラはリーダーキャラ?それとも笑いをとるキャラ?

いきなりですが、あなたの学生時代のキャラってどんなキャラでしたか?
自分は、傍観者キャラでした。グループの中で、一定程度の距離を取り、クールぶってる嫌な奴でした。(笑)

「それが人生の攻略と何の関係があるんだよ・・」

いや、このグループの中でのキャラ分けが実は人生において、非常に重要な意味を持っています。

「怪しいなあ・・胡散臭いわ・・」

と思った方、ご安心ください。エビあります!

行動心理学に裏打ちされた膨大な実験結果があります。
まあ・・単に書かれていることからの受け売りなんですが・・・

本日は、橘玲さんの「人生は攻略できる」の感想を書いていきます。

ちなみに、この本は人生の岐路に立っている方におススメです。

これから就職をする方、転職を考えている方、自分に向いている仕事や生き方を模索している人は是非手に取って見てください。

自分も33歳のサラリーマンとして人生の岐路に立っているので、これからの生き方の参考にしようと読んで見ました。

就活する前の大学生の時に読んでいれば、もっと早く行動していたのに・・・・

人はグループの中で、目立つ能力を伸ばそうとする

友人の中でのキャラがなぜそんなに重要なのか。

それは、そのキャラこそが他の人より秀でたあなたの能力だからです。

人は、グループの中で一目置かれたいと願い、それ故に、そのグループの中で、自分が一番と思われる能力=キャラを見出します。

「頭がよい奴」「運動ができる奴」「歌が上手い奴」「絵を描ける奴」

そして、そのポジションを確立させようと、更にその能力を向上させようと努力します。

つまり、友人グループ内で演じている「キャラ」こそあなたが得意とする能力ということになります。

そんなことをいきなり言われても、「本当かよ・・信じられん・・」となるかと思います。

ちなみに、今回の本ではここら辺の学術的な理由付けもしっかりと書かれてます。
しかし、かなり長くなってしまうので、ザックリと紹介します。

キャラが大事な理由・・・

・人類は長い間、子育ては親ではなく、年が近い兄弟が担ってきた。(多産で、親は次の子供にかかりきりのため。)

・保護が必要不可欠な幼少期において、実質の保護者たる兄弟たちから見放されることは致命的になりえた。

・故に、同世代のグループの中での絆、地位=キャラの確立は何よりも重要なものとなった。

 

人の知能は遺伝と環境において、決定しますが、この友人関係でのキャラが環境要因のほとんどを占めるという研究もあるほどです。

キャラに合った進路を決めればいいのはわかったけど、ざっくり過ぎて選ぶの無理・・・

キャラの重要性もわかったし、自分のキャラもなんとなく見えてきた・・

が、「リーダーキャラ」とか「お笑いキャラ」ってザックリし過ぎていて、進路決めるのに役に立たないじゃん。

と自分も思いました。

そこで、自分のキャラを分析して、大まかな方向性を決めた後は、

・ひたすら「トライ&エラー」を繰り返すのみ!

・最初に入った会社の仕事が自分のキャラに合っていて天職!なんてことは滅多にない。

・「あ・・この仕事俺のキャラに合ってないわ・・」と思ったら、さっさと辞める。

・若いうちに「トライ&エラー」を繰り返して、自分のキャラに合った仕事を見つける。

簡単に自分に合う仕事を見つけられるほど甘くない・・

マックジョブではなくスペシャリストになれ

このトライアンドエラーを繰り返し、自分のキャラにあった天職を見つけたら、しめたもの。

後はその仕事、スキルを極めるだけ。

自分のキャラに合っているのなら、努力も苦にならないから、圧倒的に時間をかけることができるはず。

そうこうする内に、あなたはいつの間にか「スペシャリスト」になっている。

そのスキルで仕事に困らなくなり、人生を攻略できる!

というのが、自分のキャラから仕事を探すまでのザックリとした道のりです。

正直、新卒から10年間、同じ会社にて、絶賛マックジョブ(スキルが身につかない誰でもできる仕事)をやっている身としては、「早く行動すればよかった」と後悔しています。

20代前半の方は、そんな後悔をしないように、この本を読んで、マックジョブからスペシャリストへの道を早めに歩んでください・・・

え・・30代以上はどうすればよいのかって?

自分もその答えが知りたいです・・

が、とりあえず、「プログラミング」と「ブログ」やってます。

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