血液検査を病院で受けるのは面倒だし、時間がかかる。
30代になって、元来が心配症のこともあり、自分の体調管理を気にかけるようになった。
過去に適当に生活していたら、思いもがけずに大病を患ってしまったこともあり、健康にはそこそこ敏感なのだ。
コンタクトをいい加減に使っていたら、アカントアメーバ角膜炎にかかった話
というわけで、三年前から、年に一回、血液検査を受けている。
病院で受ける検査ではなく、全て郵送で完結する検査を利用している。
と言われても、具体的にどんな感じで、郵送で血液検査ができるのか、なかなかイメージができないだろうと思う。
なので、三年間使った郵送の血液検査のメリット・デメリットを書いていきたいと思う。
血液検査をしたいけど、病院に予約して行く時間はないし、めんどくさい。
郵送でササッと済む血液検査ってないの?
そう考えている人がいたら、参考にしてみてほしい。
ちなみに、自分が勤めている会社でも、年に一回健康診断はあるのだが、年齢が一定以上にならないと、血液検査はしてくれない。
自分のような30代前半だと、尿検査、視力検査、身長・体重測定のみ・・・
なので、自腹で血液検査をやるしかなかった・・・
郵送の血液検査で使用したのは、デメカルの生活習慣病12項目+糖尿病セルフチェック
自分が、郵送の血液検査で、使用したのは、デメカルの生活習慣病12項目+糖尿病セルフチェックだ。
選んだ理由としては、アマゾンでポチれるし、そこそこレビューもあるから、まあ大丈夫だろうという程度のもの。
詳しい価格や検査項目は、下記のリンクを参考にしてもらいたいが、約6,700円程度で、一般的な血液検査の項目を網羅しているといったところ。
【アマゾン】生活習慣病12項目+糖尿病セルフチェック
【デメカル公式】生活習慣病+糖尿病セルフチェック
検査の流れとしては、まずアマゾン、その他代理店のサイトで、ポチる。
検査キットが郵送で送られてくるので、説明書を見ながら、血液を採取、同封の封筒で返送する。
数日後に、検査の結果をメール及び郵送で受け取るといったところだ。
といっても、「どうやって自分で血液採取するの?」、「てか自分で、血液取るのって痛くないの?」と言った疑問が出てくると思う。
なので、その辺のところを使用した際の率直な感想等を混じえて、説明していく。
デメカルの公式ウェブサイトにも詳しく記載されているが、そこを見ても、「痛み」とか「採取の方法」とかはイメージがなかなかつかないと思うので・・・
ランセット(押すと針が出る)で、指に傷をつけて、血液を取る。最初ビビるけど、たいして痛くはない
画像のピンク色のものが血液を取る時に使う器具になる。
ランセットと言って、これを押し込むと、針みたいなのが出てくるので、これで指先を傷つけて、血を取る。
と、ここまでを文字にして読むと、「痛そう」とか「自分で針を刺すとか、怖い・・」と思うだろうが、痛みはほとんどない。
もちろん個人差はあるだろうけど、少なくとも一般的な検査で、血管に刺して、採血をするよりも、侵襲性はない。
この画像は、自分がランセットを刺して、血を取ってから、2時間ほど後にとった指だが、ほとんど傷痕はわからないだろう。
唯一気になったのは、自分でランセットのボタンを押す(針を出す)ので、その時、ビビってしまうことくらい・・・
なので、自分で血を取るという行為については、そこまで不安に思わなくても大丈夫。
やり方もシンプルだし、痛みも少ないので、数分で出来てしまう。
デメリットは、説明書をよく読まないと、せっかく採血して、送っても検査エラーになってしまうこと。ただし、無料で再検査できる。
良いことしか書いていないので、気になった点もここで書いていく。
確かに、血液採取はシンプルなのだけれど、とは言ってもそこはやはり医療器具。
ご覧のように結構厚い説明書が同封されている。
で、この説明書の注意点をよく読まないと、血液を正しく取得できずに、せっかく送っても、検査エラーとなってしまう・・・
自分もかれこれ三回利用しているのだが、一回検査エラーになってしまった。
理由は採取した血液が過小だったこと。説明書に記載されている量より、明らかに少量しか採取できなかったのだが…
「まあ・・大げさに書いてあるだけで、これくらいでも大丈夫でしょ」と、そのまま送ったら、あえなく検査エラーというメールが届いてしまった。
とはいえ、再検査は無料で出来るし(検査キットが10日前後で自動で送られてくる)、説明書通りにやれば検査エラーが頻発するという訳ではない。
実際に、自分も三回利用して、三回目に慣れてきたので、適当にやった時にしかエラーにはならなかった・・・
なので、ちょっと面倒だが、説明書をしっかりと読み、そのとおりにやるという当たり前のことを守れば、エラーになることはないだろう。
検査の結果はメール及び郵送で送られてくる。
検査結果は希望すれば、メールでも確認できる。メールに記載のリンクから、検査番号を入力して確認するといった形式だ。
ただし、これは一定期間過ぎると見えなくなってしまうので、あくまでもメールでの結果は、暫定的な扱いになる。
詳しい結果は、メールの後に郵送で送られてくる紙媒体の検査表で確認する。
ちなみに、この検査表に、個別にID番号が割り振られているが、この番号を控えていれば、次回以降、前回の検査結果も反映してくれる。
なので、何回もやろうと思っている人は検査結果を写真等でデータ化しておくといいだろう。
個人的には、氏名や住所のデータを持っているのだから、ID番号を失念しても教えてくれるような手続きがあってもよいと思うが、自分が確認した限りでは、そうした手続きはないようだ。
郵送の血液検査は数分で終わって簡単。だけど、説明書はしっかりと読むこと!
まとめると、郵送での血液検査は家で、自分のスキマ時間に数分で行うことができる。
やり方も誰でもできる簡単なものだし、痛みもほぼない。
ただ、基本はセルフで血液採取をするので、説明書はしっかりと読んだ上でやらないと、検査エラーになる。
もっとも、検査エラーになっても、無料で再検査できるので、余分にお金がかかる心配はない。
自分のように、わざわざ時間取って、病院に行って検査するのはめんどいと思っている人にはおすすめ。